愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

何もない日にありがとうを

頭の中が穏やかで静かな日は、心が平穏にすごせる。

 

もともと、あれやこれやと複数のことを頭の中でいつまでも

反芻して考えあぐねてしまうくせがあって

 

気がかりなこと、嫌なこと・嫌だった過去のことばかり、

何度も反芻することが多い。あの時こうすればよかったとか、

こう言えばよかった、こうだったらよかったのにとか、

自分を責め、反省することに頭を使ってしまって、

毎日、疲労困憊してしまう。

 

そんなだから、耳に残りやすい音楽とか誰かの口癖とか、

誰かが歌っていた歌なんかも、頭の中でずっとリフレインされてしまうことがある。

これがたまらなくうるさいし、以前は意識的に止めることもできなかったので

夜寝ていても、浅い眠りの中で、昼間聴いたフレーズが頭の中で何度も繰り返される。

 

以前流行った妖怪ウォッチのテーマや、子供が口ずさむ今流行っている曲など、

うんざりしてくるほど頭の中で勝手に繰り返されてしまうので、

相当参ってしまった時期がある。

 

そのころに比べると、今は曲とか何かのワンフレーズが繰り返されそうになると

意識的に頭の中からそれを排除できるようになったので、

わりあい、早めに頭の中の静寂を取り戻すことができるようになったなと思う。

 

今日は、言ってみれば何もない日だった。

でも、今の自分からすれば、

こういう何もない日が本当に、貴重でありがたいと心から思う。

 

ありきたりかもしれないけど、平穏な日、心の平穏が、

今の僕にとって、とても、とても、大切な時間です。

 

夜、眠る前に、その日あった良いことだけを思い出す、というのがあるそうだけど、

それなら何度リフレインしてもいいなと思う。

悪いことは思い出しやすいのに、何気ない「良いこと」はどうして思い出しにくいのだろう。

 

 

今日みたいな、おだやかで何もない日は、今の僕にとって「とても良いこと」。

こんな穏やかで静かな時間をありがとう。

 これから、その日あった、ささやかな、良いことに意識をむけて生活してみようと思う。