愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

助けてください、を言うのは勇気がいる

タイトル通りなのだけれど、今の僕は困っているとき誰かに助けて、というのに

とても勇気がいるのだ。

 

助けて、と言いやすい人と言いにくい人がいるというのもある。

 

そのまえに、助けてください、という言葉を他者に告げることに、

慣れてないのだ。

 

何でも一人でやろうとしてしまう。

 

結果として、孤立して、一人で抱え込んで、つぶれてしまう。

 

でも、今まで、助けてください、と言って、助けてくれない人も多かったから、

 

そういう経験が心の中に、嫌な思いとして残っていて

 

それなら自分でやったほうがいいや、って思ってきたんだ。

 

僕は今、心を開ける人が少ない。もしかしたら、妻や子供たちにも

 

心を完全にオープンにしているかといえば、そうとはいいきれない。

 

とはいえ、子供や妻に、助けてほしいことがあるときは、

 

たぶん、助けて、と言えるだろう。

 

今日は仕事でどうしても一人では処理できない状況になったので、

 

他の職員のとても話しやすい人が近くにいてくれたので、「すみません、助けてください」、ということができた。

 

その結果、どうしよもなかった状況を脱することができた。

 

あの状況で、自分一人で何とかしようと思っていたら、どうなっていただろう。

 

何とかなるとは思うけど、やっぱり助けてもらって良かったと思うし、

 

人によって、助けてくださいが言いにくい雰囲気の人もいるけれど。

 

助けてください、が言えたことは、僕にとって大きな大きな進歩だと思う。

 

今日は僕にとって、それが大きな出来事だった。

 

目の前のことをただひたすら、こなしていく毎日の中で、

 

自分一人でどうしようもないことがあったら、助けてくださいという勇気を

 

すこしずつ出していく必要をとても感じた日だった。

 

今日も僕は、朝泣いて起きたし、早朝ひとりで朝食を食べているとき

 

さみしくて不安で、怖かった。いつまでこの心の不安定な状態が続くんだろう。

 

それだけで、朝からとてもエネルギーを使っているから、

 

一日を乗り切るエネルギー量としては、足りなくなってしまう。

 

だから、自分のエネルギーの30%程度で動こう、無理したり、

 

出来ないことを出来る振りをしたりしない、と自分に言っている。

 

助けてください、と言うのは、ちょっとずつ勇気を出す練習にもなっている。

 

ああ、疲れたな、今日もよく生きた。今日もなんとか暮れていく。

 

おつかれさま、僕。よく生きました、