タイトル通りなのだけれど、今の僕は困っているとき誰かに助けて、というのに
とても勇気がいるのだ。
助けて、と言いやすい人と言いにくい人がいるというのもある。
そのまえに、助けてください、という言葉を他者に告げることに、
慣れてないのだ。
何でも一人でやろうとしてしまう。
結果として、孤立して、一人で抱え込んで、つぶれてしまう。
でも、今まで、助けてください、と言って、助けてくれない人も多かったから、
そういう経験が心の中に、嫌な思いとして残っていて
それなら自分でやったほうがいいや、って思ってきたんだ。
僕は今、心を開ける人が少ない。もしかしたら、妻や子供たちにも
心を完全にオープンにしているかといえば、そうとはいいきれない。
とはいえ、子供や妻に、助けてほしいことがあるときは、
たぶん、助けて、と言えるだろう。
今日は仕事でどうしても一人では処理できない状況になったので、
他の職員のとても話しやすい人が近くにいてくれたので、「すみません、助けてください」、ということができた。
その結果、どうしよもなかった状況を脱することができた。
あの状況で、自分一人で何とかしようと思っていたら、どうなっていただろう。
何とかなるとは思うけど、やっぱり助けてもらって良かったと思うし、
人によって、助けてくださいが言いにくい雰囲気の人もいるけれど。
助けてください、が言えたことは、僕にとって大きな大きな進歩だと思う。
今日は僕にとって、それが大きな出来事だった。
目の前のことをただひたすら、こなしていく毎日の中で、
自分一人でどうしようもないことがあったら、助けてくださいという勇気を
すこしずつ出していく必要をとても感じた日だった。
今日も僕は、朝泣いて起きたし、早朝ひとりで朝食を食べているとき
さみしくて不安で、怖かった。いつまでこの心の不安定な状態が続くんだろう。
それだけで、朝からとてもエネルギーを使っているから、
一日を乗り切るエネルギー量としては、足りなくなってしまう。
だから、自分のエネルギーの30%程度で動こう、無理したり、
出来ないことを出来る振りをしたりしない、と自分に言っている。
助けてください、と言うのは、ちょっとずつ勇気を出す練習にもなっている。
ああ、疲れたな、今日もよく生きた。今日もなんとか暮れていく。
おつかれさま、僕。よく生きました、