愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

小さい小さい勇気をつなぎ合わせて

きょう昼休み、抗不安薬を飲んだらいつのかにかうとうとしていたらしく

仕事の開始時間を5分、過ぎてしまった。

慌てたけど、すぐ、「まあいいや」と思った。

ダメな人、出来ない人と思われたっていいし、

そっちのほうが都合がいい。

 

昨日心療内科でもらった薬が効きすぎるのかなんなのか

眠い、だるい、ふらつきがある。

医者にしてみれば、どの薬が合うのか、

人体実験するしかないんだろうなと思う。

実験されてるほうにしたら、たまったもんではないけれど。

 

仕事場に生理的に受け付けないおばさんがいるのだけど、

出会うと必ず他人のミスや粗探しを、したり顔で指摘しては悦に入っている人間で

ここで言葉として残すほどの値打ちもないので、

ここには書くことはない。この人に関するすべての記憶は、

直ぐに時の彼方へ消えてもらうことにしている。

 

それにしても、やはり朝のつらさがよくならない。

毎朝さみしさと孤独感、不安感と恐怖で必ず泣く。

そこから立ち直ることから、一日が始まるから、

朝からものすごくたくさんエネルギーを使っている。

 

うつは脳のエネルギー不足、とかいう説もあるらしい。

いつになったらエネルギー充電できるのかな。

どうやったらエネルギー充電できるのかな。

不安は消えることがないのなら、もう少し、いやもっと、もっと、

小さい不安にならないか。

 

不安がでかすぎて、ビビってしまって、心が委縮してしまうんだ。

子供の頃に獲得したはずの「小さい勇気」が粉々になってしまって、

それを拾い集めてつなぎ合わせて、自分に「大丈夫だよ」よ言いながら、

目の前にあることだけに意識を向けて、毎日を生きている。

 

このブログはいつの間にか、僕の闘病記・忘備録になったけれど、

心の中の小さい声をここできちんと自分で文字にして、

自分が本心では、どんなことを望んでいるのか、

何が嫌で、何がほしいのか、何がつらいのか、何がさみしいと感じているのか。

 

毎朝仕事へ行くのが嫌なのは、本心だ。

嫌なものは仕方がない。嫌なんだから。でも、わずかな生活費のお金を稼ぐために、

僕は毎朝早起きして、出かけていく。

 

お疲れさま、今日の僕。生きてるだけでオールオッケーだ。

 

小さい小さい勇気をつなぎ合わせて、僕は毎日生きている。