愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

考えたくないのに、考えていること

今朝も泣きながら布団から抜け出し、出勤した。

寒くて、朝まだ暗いので余計憂鬱になる。

 

考えたくないのに、考えていることが多すぎる。

 

先週、生命保険会社のファイナンシャルプランナーが

ライフプランの相談に来て、いわゆるこれから先の人生設計というのを

シミュレーションとしてつくってみせてくれた。

 

それによると、60歳以降、収入と支出のバランスがとれなくなる、

ようするに、生活が立ち行かなくなる、らしい。

老後、というものは先行きが暗い、ということをわざわざ見せられた気がした。

 

来週から、また違う場所で仕事をさせられるらしい。

 

考えたくもないことが、頭の隅っこに住み着いた気がした。

それからというもの、夜の眠りがさらに浅くなった。

寝汗と動悸がして、また早期覚醒がひどくなった。

 

あくまでもシミュレーションで、本当に未来がどうなるかなんて

誰にもわからない。暗い未来なんてまっぴらだし、

そんなものを信じたいとは思わない。

 

なのに、だ。気分がよくふさぐようになり、不安要素が増えてしまった、

考えなくていいことが、さらに一つ増えてしまったみたいだ。

心では、考えるな、と言っているのに、頭が勝手に妄想をしはじめて

悪い想像を巡らせ考えてしまう。

 

いかんいかん、疲れがたまっているのだろう。

ヘタな考え休むに似たり、早く寝て余計なことは考えないでおこう。

意識的に考えないようにしよう。

 

今、この瞬間しか、現実はないんだ。

それにしてもつかれた、僕は今日も、本当によく頑張って生きてくれた。

お疲れさま、今夜も何も考えずに眠ろう。