愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

クッションや布団を抱きしめながら

不安障害になってから、僕は手触りの柔らかいもの、あたたかいものに触れていたい、

と思うようになった。

 

何も僕じゃなくても、冬だから、あたたかいものに触れていたいのは誰しもそうだろうというのはあるのだけど、

 

なんだろう、心細さや孤独感、不安感が強いとき、誰かにそばにいてほしいという思いがとてもつよく、それがかなわないから、

 

クッションや布団をぎゅっと抱きしめることが増えた。

 

このブログでもずっと自分の不安障害のことを書いているけど、とにかく心細く、

孤独で、不安で、

 

まるで自分が迷子になった幼児のような、つよい恐怖感を感じるので、

 

そういう時、薬を飲んでも怖さがなくならず、泣きながら、布団やクッションなどの

手触りが柔らかいものを抱きしめて、怖さを耐えるしかないのだ。

 

僕の母は、僕を生んですぐリウマチで寝たきりになり、僕を抱くことが少なかったという。

 

それが関係しているのかどうか、僕にはわからない。母親にじかに聞いてみたけど、

母親の口から事実を確認することはできなかった。

 

ただ実際に言えることは、今現在僕は、強い不安に襲われてるし、妻や子供の家族がいるのに、強い孤独感を感じるし、

 

心細くて、さみしくて、ただただ子供のようにクッションや布団を抱きしめながら泣くしかないということだ。

 

いい年をしたおじさんが何を言ってるんだと言われそうだけれど、

他人からみたら、大人なのに情けない、無様な姿かもしれないけれど、

 

それくらい、今の僕は、不安で、恐怖感が強く、

柔らかいものをだきしめて、むせび泣くしか他に、なすすべがないんだというほかない。

 

今も、不安なので体が緊張している。たぶん明日はもっと不安に襲われる。

口に言葉として出して、「怖いよ、怖いよ」と毎日言っている。

 

なんでこんな一人ぼっちのような孤独感、心細さを感じるんだろう。

そういう病気だから仕方ないけれど、

 

薬、この頃あんまり効かなくなってきたから、昼間にも起きる動悸がきつい。

 

今日も僕は、クッションや布団を抱きしめながら

悪夢を見ないことを祈りながら、薬を飲んで眠るしかないのかな。

 

そういう毎日を積み重ねていったその先に、少しずつ、怖さが薄れていけばいいのにな。