愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

僕は昭和生まれの子ども

僕は昭和生まれの子どもなので、未だ、昭和の癖が残っているし、

平成に若い頃を過ごしてきて、その頃は生意気でとても嫌な奴だったに違いない、

と思っている。

 

だからと言って今自分が、まともな人間(?)なのかどうか

自信なんて全くないけれど、不思議と、不安障害とかうつとかになって、

自分の痛みや苦しみを通して、他人の心の痛みや苦しみが、

 

なんというか、じかに自分の心に響いてくるようになった。

いかに自分が人の絆を軽んじて来たか、

人がどれほど苦しんでいるのを、見過ごしてきたか。

 

外傷は、治癒していくのが目に見えるけれど、

言葉や嫌がらせ、ショックな出来事で心に受けた傷は

長い長いあいだ、治癒することなく、その人を苦しめてしまう。

 

僕は1969年生まれの満50歳。進むべき道を見失って、

毎日泣きながら、どっちへ行けば抜けられるのかわからない

暗いトンネルの中を、今も手探りでおろおろと歩いている。

 

今年も幾人かの昭和の有名人やスターと呼ばれる人たちが鬼門に入られた。

 

僕が子どもの頃や、思春期にテレビで見ていた有名人。

僕もいつかあっちへいくんだな、と思う。

 

今日もなんだかあわただしい日だったけれど、目の前のことをこなすのに

一所懸命になっていたら、いつのまにか今日も、暮れて行こうとしている。

 

自分の人生のどのあたりを、今歩いているんだろう。

気がついたら、いつのまにかあっちへ行っていた、なんていうのが

一番の理想だけどなあ。