今週も木曜日を終えることができた。出勤時に大泣きし、仕事中に動悸がして、
先の事を考えて不安が増大してしまい、今日も心身ともに疲れはてた。
ちょうど、指先にとげが刺さった時のように、小さいとげが取り切れないで、
いつまでも痛みをかんじるみたいに、心の中に不安が常にあって、
気持ちが全く落ち着く暇がない。いつもいつも何かにおびえて生きている。
僕は口の中を噛む癖がある。前にもここで書いたかもしれないけれど、
口の中の粘膜の薄皮をつねに噛んでしまう。小学校の頃からずっとやめられない。
ストレスがかかると余計に噛む。だから口の中は傷だらけだし、たまに血が出るくらい
噛みちぎることもある。不安とかストレスを無意識に紛らわすために、
子どものころから癖になってしまった。一種の自傷行為なんだろう。
今の僕には、夢というか目標というか、目指すものがない。ないというより、
持てないでいる、といった方が正確かもしれない。気力が維持できないのだ。
状況が困難だから、ここから脱するために何かを目指して頑張るだけの気力が
これ以上沸いてこないのだ。正直、いっぱいいっぱいだから。
今日も新型コロナウィルスで、岡江久美子さんが亡くなったというニュースがあった。
妻は仕事柄窓口業務があったり、人に会ったりするので、家族の中で一番リスクが
大きいと気にしているし、決して他人事ではないと思うに至るニュースだ。
今妻に何かあったら、などと考えると底なしの不安の渦に飲み込まれる。
頭の中にいろんなことがありすぎる。それぞれが不安をあおる要因になってる。
病気のこと、仕事の事、お金の事、子どもの事、妻の事、自治会の事、実家の事・・・
考えだしたらきりがない。だからなにも考えない方がいい。
考えたところで、何も考えないのと大差ないのだ。
ああ疲れた。でも今週まだ明日金曜日が残ってる。へとへとだ。
でも今日もよく頑張って生きたよ。不安と怖さの中、生きて来たよ。
目の前の事だけ、こなしていこう。それしか僕に出来ることはないし、
それでいいんだ。そう、それでいいんだよな。