愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

正直、いっぱいいっぱいだから

今週も木曜日を終えることができた。出勤時に大泣きし、仕事中に動悸がして、

先の事を考えて不安が増大してしまい、今日も心身ともに疲れはてた。

ちょうど、指先にとげが刺さった時のように、小さいとげが取り切れないで、

いつまでも痛みをかんじるみたいに、心の中に不安が常にあって、

気持ちが全く落ち着く暇がない。いつもいつも何かにおびえて生きている。

 

 

 

僕は口の中を噛む癖がある。前にもここで書いたかもしれないけれど、

口の中の粘膜の薄皮をつねに噛んでしまう。小学校の頃からずっとやめられない。

ストレスがかかると余計に噛む。だから口の中は傷だらけだし、たまに血が出るくらい

噛みちぎることもある。不安とかストレスを無意識に紛らわすために、

子どものころから癖になってしまった。一種の自傷行為なんだろう。

 

今の僕には、夢というか目標というか、目指すものがない。ないというより、

持てないでいる、といった方が正確かもしれない。気力が維持できないのだ。

状況が困難だから、ここから脱するために何かを目指して頑張るだけの気力が

これ以上沸いてこないのだ。正直、いっぱいいっぱいだから。

 

今日も新型コロナウィルスで、岡江久美子さんが亡くなったというニュースがあった。

妻は仕事柄窓口業務があったり、人に会ったりするので、家族の中で一番リスクが

大きいと気にしているし、決して他人事ではないと思うに至るニュースだ。

今妻に何かあったら、などと考えると底なしの不安の渦に飲み込まれる。

 

頭の中にいろんなことがありすぎる。それぞれが不安をあおる要因になってる。

病気のこと、仕事の事、お金の事、子どもの事、妻の事、自治会の事、実家の事・・・

考えだしたらきりがない。だからなにも考えない方がいい。

考えたところで、何も考えないのと大差ないのだ。

 

ああ疲れた。でも今週まだ明日金曜日が残ってる。へとへとだ。

でも今日もよく頑張って生きたよ。不安と怖さの中、生きて来たよ。

目の前の事だけ、こなしていこう。それしか僕に出来ることはないし、

それでいいんだ。そう、それでいいんだよな。