土曜日が終わってしまった。休み二日目、天気が良かったので朝から家の掃除をした。
家のすべての網戸を外して洗い、窓ガラスを拭きあげた。
掃除をして体を動かして、焦燥感をまぎらわせた。
不安は常に僕の心の中でくすぶって、今の自分を焦らせる。
何とかしなきゃという思いと、どうしていいかわからない自分とのギャップで
自己嫌悪をひどくする。
ほんとうに、全然心が休まるひまがない。子どもの時からずっと、
こういう風に悩んできた。いつも何かに悩んできた。
悩んだって悩まなくたって、結果はそう変わらないことも、
何度も経験として知っているのに。
今を変えたい、変わらなきゃ、そうやって自分を肯定できないで生きてきた。
常に自分を否定して生きてきた。だから余計にしんどいんだ。
いつも自分はダメだと思ってる。やるまえからダメだと信じ切っている。
やる前から怖くて不安で、その怖さから委縮して、好奇心も楽しさも、
なんにもなくなってしまった。
この休みの間に何か一つでも前に進むための希望を見つけたい。
形になるものを一つだけでいい、作っておきたい。
ほんの小さい一歩でいいから、踏み出したい。
その思いがあるのに、中々踏み出せない自分がいる。
怖がっている自分を、自分が責めてダメ出しばかりする。
自分だけは自分の味方でいてあげたいのに。
それができないのは、なんでなんだろうか。
泣いてばっかりの毎日に戻る前に、自分の事、もっと好きになりたい。