愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

大切な時間を噛み締めるように、確かめながら感じたい。

8月9日日曜日が終わろうとしている。やっぱり、ものすごく時間のたつのが早い。

今朝は、息子の部活の練習試合があるので、6時前に起きて駅まで送った。

些細な事だが、僕にできることはやりたいとおもう。

 

一日のうち何度か不安が強くなる時がある。

そういうとき、ぼくは「抱きしめてほしい」という思いにかられる。

ハグしてほしい、という思いが、前々から強い。

 

昔youtubeで海外のフリーハグズの動画が出始めの時、見て感動している自分がいた。

見ず知らずの、通りすがりの人がハグしてくれるなんて、

コロナの今じゃちょっと無理があるけど、動画を見て感動した。

 

でも、50のおじさんを抱きしめてくれる存在は現実にはないので、

僕は、抱きしめてもらえない代わりに、自分で犬を抱きしめた。

犬は優しい。僕が泣きはじめると、寝ていても起きて来て顔をなめて慰めてくれる。

 

見て見ぬふりをしている悩みがあるから、

薬を飲んでいても、不安の波は定期的に来る。不安で怖くなる。

 

僕の母親は、僕を産んですぐリウマチを患い、手の関節や足の関節の痛みに襲われた。

母親は僕が小学校へ上がるまでリウマチがきつく、しばらく寝た切りだった。

そのせいもあるのかどうかはわからないけれど、僕はあまり親に抱いてもらった記憶がない。

 

こじつけかもしれないけれど、昔から誰かに抱きしめてほしい気持ちが強いのは、

そんな理由からなのかもしれない。

 

今日も時折くる不安に、犬を抱きしめた。犬は僕の手や顔をなめ、抱かれていてくれた。ありがとう、と犬に感謝した。

 

貴重な休日の時間が刻々と過ぎていく。薬を今日も飲んだ。

明日の朝は娘を駅まで送ってあげなければ。そのあとはベランダでも洗おう。

 

大切な時間を噛み締めるように、確かめながら感じたい。

時折不安になるけれど、今日もよく生きたよ、僕。