愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

ナステントは痛いというより

皆さんはナステントってご存知でしょうか。

 

こういうやつです。

ナステントクラシック

ナステントクラシック

イビキがひどい方や、睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方やそのご家族などはご存知かも知れません。

 

 

ナステントって何?

ざっくりと説明すると、ナステントは、

シリコン製チューブを、鼻の穴から挿入するタイプの一般医療機器です。

 

就寝中に寝苦しさを感じる、または睡眠中頻繁に目が覚める、

いびきがひどい、睡眠中呼吸が止まっているときがあることを家族に指摘されたことがあるなど、

睡眠時に気道の閉塞や狭窄によって起こる、上記のような症状を緩和してくれるガジェットです。

 

 わたしも試してみましたよ

数年前、ほんのちょっとテレビCM(土屋アンナさんが出演されてました)されたこともあるんですが、

 

わたしもこのナステントが発売されたときは、これはすごいのが出てきたと思いました。

 

イビキがひどいことや、就寝中に呼吸が何度か止まってる、と家族に指摘されていましたし、

これは使うしかないと思いました。ネットでナステントを実際に使った人の口コミなども読みましたね。

痛い、という感想を書いてらっしゃる人もちらほら見受けられましたが、

 

これはもう、自分で実際に使ってみないと分からないので。

 

当時、トライアルがあったので早速試してみたことを覚えています。

 

わたしにはきつかった

ナステントは鼻の穴左右両のタイプがあり、軟らかいものと硬いものの二種類があって、チューブの長さは120〜145mmまで5mm間隔で6タイプあります。

自分に合う長さを一度フィッティングできたんです。

 

ようするに、鼻の穴にナステントを挿入して喉の奥あたりまで届かせるわけです。

・・・これがきつかったです、わたしには。

おえ、・・おえ、っとなるわけです。挿入する時もそうですが、

 

挿入し終わっても、微妙な喉奥の異物感からくる

「おえっ」に、耐えることが出来ませんでしたね。

 

発売元のセブンドリーマーズがアップしてた、ナステントの挿入の仕方youtube動画とか、TVCMの土屋アンナさんが本当に華麗に挿入する(鼻孔にすっと差し込まれる姿、美しかったですね)のを見て思いました、

 

【わたしには無理だ。】

 

期待が大きかった分、落ち込みはしたものの

ナステントを装着した状態で、嘔吐感がして就寝できないようなものなら、これはもう仕方がないとあきらめました。

 その後のナステント

それからしばらくして、ナステントは急に販売にストップが掛かりました。

2017年1月に、ナステントを利用して就寝していたユーザーが、チューブを誤飲してしまうという事故があり、販売元による自主回収が行われるというアクシデントがあったんです。

 

フィッティングの時点でえづいて涙目になっていたわたしには、

就寝中に、しかも鼻孔に装着している長いチューブを飲み込んでしまう人がいる、

そちらの事実のほうが衝撃的でした。

 

それ以降、ナステントの購入には、必ず医師の指示書が必要になりました。

TVCMも見なくなりました。

 

でも、ナステントによって就寝時の呼吸が楽になったという方もいらっしゃると思います。素直に羨ましい。

 

 

せめてスー、スーと、快適に寝息を立てて眠りたい。

せめて寝ているときくらい、いろんな息苦しさから開放されたいなと思う、

今日この頃です。