愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

心の声と自分の行動が、ばらばらになっている

火曜日になった。朝家族を見送ってから

求人情報をみていると、恐怖で動悸が早くなってくる。

自分にできる仕事がまったくないような気がしてくる。

自分の劣等感が強く刺激されて、無意識に自分はダメだと感じてしまっている。

 

それでも、応募をするときの為に白髪染めをした。

白髪が多いので、見た目が老けて見えるから、

せめて白髪染めでもして、年相応の見た目にしておきたいと思ったから。

 

前回の仕事に応募する時も、一日どうしようか悩み苦しんで応募の電話をした。

でも、実際に仕事の現場に配属されたのは、もっとも自分が苦手でやりたくない仕事だった。

 

求人情報だけではわからないことが殆どなので、余計に怖いのだ。

僕みたいな不安障害もちの人間にしてみれば、なおさら怖い。

不安から、起きてもいない事を想像してしまい、さらに怖くなってしまう。

 

取り崩す蓄えがないから、すぐにでも職に就かなければならないし、

迷っている時間はない。いつも、こんなふうに急かされ、焦って、

早くしなきゃ、早くしなきゃと思って生きてきた。

 

でも、結果、何にも自分に残っていない。

ずっと続けられると思っていた仕事をなくしてしまって、

焦って生きて、あげくに心が壊れてしまった。

 

一旦壊れた心の不安定はなかなか治らないし、

壊れた心のまんまで、やったことがない仕事に飛び込んでいかないといけない。

 

年のせいもあるだろうし、飲んでいる薬のせいもあるし、

もともと物覚えがよくないせいもあるだろうなと思うけれど、

仕事がなかなか覚えられないから、ここでも無意識に自分の劣等感を

強くしてしまっている。

 

ああ、早くしなきゃ。今もそう思っている。早く仕事に応募しなきゃと焦っている。

まったくやりたくない仕事に、なんで応募しないといけないんだろう?

心の声と自分の行動が、ばらばらになっているから、

いつまでも辛いんだろな。