愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

怖さでうごけなくなる

もともと怖がりの性格で、何をやるにしても

慎重に考えてからしか動けなかったほうで

俗にいう石橋をたたいて渡らないタイプだったから、

 

不安神経症持ちの今、

何か初めてのことをするときの怖さが3倍くらいになる。

 

それに、もともとはそんなに心配症ではなかったほうなのに、

いちいち小さいことが心配になるようになったし、

その小さいことが複数積み重なると、

不安で仕方なくなって、すぐ平常心をなくし、冷静な思考ができなくなり、

思考が停止し、物理的に動けなくなる(つまり寝込む・横になる)ようになった。

 

もう9月も10日たったわけだけど、

先週立て続けに不採用通知があったので、今週に入ってから、次の仕事の応募ができていない。ひらたくいうと、またダメになるのが怖いのだ。

 

不思議なことに、いくつもいくつも仕事に応募しているのに、仕事先に応募するということ自体、まったく慣れない。

 

 むしろ面接等の回を重ねるごとに不安感が増してきているのが厄介だ。

 

いつも面接へ出向く前には、いつも飲んでいる抗不安薬を頓服として飲んで出かける。

面接を終えて帰宅すると、どっと疲れが出てすぐ横になる。

 

こんな状態で働けるのか、まったく自信はない不安しかないけど、

それでも飛び込んでいかなきゃしょうがない。

 

去年の秋に2か月ほど勤務した工場では、仕事中は泣きながら作業し、休憩中は休憩所で襲ってくる強力な不安にさいなまれながら、はやく終業時間が来るのをひたすら待っていた。

 

 

あれからもうじき一年になる。ずいぶんましになったと感じるけれど、

正直、まだ怖い。

 

自分のことだけど、あんな状態でよく頑張ったと思う。

本当に、よく頑張ったと思う。

 

そして今も、僕はまた、枯れてしまいそうな勇気を振り絞って、

もう一回、新しい一歩を踏み出すために、

怖さと戦っている。