仕事がないという状況は、かなり強力に精神的ダメージを
味わわせてくれるということを、今、自分の身をもって感じている。
今日、また次の求人先への応募をし、履歴書を郵送した。
次へ一歩、また一歩と踏み出すとき「またダメかもしれない」という
思いを頭から振り払って、毎回勇気を振り絞っている。
不安障害がある分、感じる不安も不必要に強いので、
いちいちそれなりにエネルギーを費やしてしまう。
しかも何度も求人に応募し、その度不採用となる経験をすると、
自己肯定感は下がる。
カウンセリングに通っていた時、カウンセラーが、いまの生きづらさ、しんどさから抜け出るには、自己肯定感を高めることが必要だと言っていた。
この頃よく聞く、この自己肯定感という言葉。
ものすごくざっくりといえば、自分は今のまんまの自分で存在していい、という感覚。
もともと高くない自己肯定感の僕が、
不安障害とうつを発症してからというもの、ありとあらゆることに自信を失い、何によって立っていけばいいのか全く分からなくなって、
仕事を探し続ける日々の中で、自己肯定感が下がるのを防ぐ手立てはない。
本来、自分の存在価値と仕事は別なんだと、そのふたつを分けて考えることが必要なんだろうけど、
今の僕の薬飲まなきゃ不安が抑えられない状況だと、仕事がなく、自分が何の役にも立っていない人間に感じて、誰にも必要とされない人間のように感じて、毎日おいおいと泣くくらいは仕方がないだろう、と自分で思う。
自己肯定感は、今のまんまの自分でいい、という感覚。ダメな自分でも、何にもできない自分でもOKという感覚だというんだから、
たぶん今の僕は、今の自分を受け入れられていないし、今の自分を許せていないんだ。
頭ではわかるような気がするけど、「腑に落ちる」、心で納得するにはまだまだ時間が足りないし、自分にダメだしする癖もあるし、そんな自分にダメ出しする自分もOKだと受け入れられてない。
カウンセラーはよく「自己肯定感が上がると、行動的になる」といっていたけど、
そもそも僕に、自己肯定感が上がる日って来るのかな。
だって小さいときから何十年も、僕って駄目だなと思ってきたからな。