今日は冷えるので、こういう日は苦手だ。
今朝もつらかった、布団からなかなか抜け出す勇気が出せず、
大丈夫、大丈夫とお祈りみたいに唱えて、
また泣きながら、早朝、仕事に出かけた。
日の出前に家を出るので、外は若干夜の気配が残っている。
それでもすでに働いている人はいるから、
「甘えてはいけない」と、自分にいう声が頭の中に響く。
・・でも、その声って僕の兄の声だ、聞く必要ない。
早朝や夜に働いている人たちと、今の僕には何の関係もないし、
僕が頑張るのは、僕のためで、人と比べるためではない。
人と比べて頑張っているとか、甘えているとか、
何の意味もない。
他人の目を気にしていきてきたけど、こんな無駄なことはない。
もううんざりだ。
僕は僕を認めて生きていく。僕は僕を否定しないし、
弱音を吐く僕だっていていいんだ。
僕は自分を責めないし、他人と比べて生きることをしない。そう心に誓う。
誰かと比べない人生を、僕はこれから死ぬまで生きていく。
最後に、今日、うれしかったことを書いておく。
今日、一人トイレ掃除をしていたら、職員のおばちゃんがお礼を言ってくれた。
「トイレ掃除してくれたんやねありがとう」。
誰も知らないと思っていたけれど、見ている人がちゃんといてくれる。
ぐっと胸にこみあげるものがあって、素直にうれしかった。
涙が出そうになったが、堪えた。
その分、今一人で泣いている。うれし泣きはやっぱりいいもんだ。