愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

誰かと比べない人生を

今日は冷えるので、こういう日は苦手だ。

今朝もつらかった、布団からなかなか抜け出す勇気が出せず、

大丈夫、大丈夫とお祈りみたいに唱えて、

また泣きながら、早朝、仕事に出かけた。

 

日の出前に家を出るので、外は若干夜の気配が残っている。

それでもすでに働いている人はいるから、

「甘えてはいけない」と、自分にいう声が頭の中に響く。

・・でも、その声って僕の兄の声だ、聞く必要ない。

 

早朝や夜に働いている人たちと、今の僕には何の関係もないし、

僕が頑張るのは、僕のためで、人と比べるためではない。

人と比べて頑張っているとか、甘えているとか、

何の意味もない。

 

他人の目を気にしていきてきたけど、こんな無駄なことはない。

もううんざりだ。

僕は僕を認めて生きていく。僕は僕を否定しないし、

弱音を吐く僕だっていていいんだ。

 

僕は自分を責めないし、他人と比べて生きることをしない。そう心に誓う。

誰かと比べない人生を、僕はこれから死ぬまで生きていく。

 

最後に、今日、うれしかったことを書いておく。

 

今日、一人トイレ掃除をしていたら、職員のおばちゃんがお礼を言ってくれた。

「トイレ掃除してくれたんやねありがとう」。

誰も知らないと思っていたけれど、見ている人がちゃんといてくれる。

ぐっと胸にこみあげるものがあって、素直にうれしかった。

涙が出そうになったが、堪えた。

 

その分、今一人で泣いている。うれし泣きはやっぱりいいもんだ。