愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

仕事=苦行、という方程式

9月23日水曜日が終わった。今朝は何とか起きられた方だった。

それでも出勤時の不安と恐怖感は襲ってきて、泣いてしまった。

まだまだ不安や恐怖が小さくなるには先は長いのか。

 

僕には鬱になる前から、劣等感を感じる場面がある。

それは、「働いている人」を目にした時だ。

 

真夏の日中に、日焼けで真っ黒になって立っている警備員さんなどを見ると、

ものすごく申し訳ない気持ちになり、自分がなんだか怠け者に思えて来て、

劣等感にさいなまれるのだ。

 

田んぼで農作業をしている人などもそうだ。実家が兼業農家だったこともあり、

農業の大変さが身に染みてわかるので、それが出来なかった僕は、

折に触れて、罪悪感、劣等感にさいなまれる。

 

今僕は何とか仕事をしているけれど、それでも警備員さんや農家の人などをみると

やはり劣等感を感じている。あんな大変な仕事を、よくがんばれるな、と思う。

僕にはできない、という思いが湧き上がってくるのだ。

本当に、頭が下がる。

 

僕には、仕事=苦行、という方程式が頭に染み込んでしまっているから、

今よりもしんどい仕事は到底できない、という思いがあり、

仕事が楽しいとかいうレベルで、話が出来ない。

仕事は苦行であって、楽しんでできるものではないという思い込みがある。

 

でも、本来は、仕事が楽しいという人もいるし、仕事を楽しく感じてもいいはずだ。

仕事を嫌々やっている人間が、楽しんで仕事をしている人にかなうはずがない。

 

食べるために、生活するために、仕方なくしている仕事。

今はそれで、仕方ないし、それでいいし、よくやっている。

今日もよく生きたし、頑張ったし、僕はそれで今日を生きたんだ。

お疲れさま、僕、頑張ったよな。