愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

出勤時に、泣かなかった

6月5日金曜日、終了。とても疲れたけれど、

ひとつ自分で自分を褒めてやりたいことがあった。

 

出勤時に、泣かなかったのだ。

 

朝起床する時はまだ不安にさいなまれていて、泣いて起きたけど、

いつも出勤する際号泣してしまうのに、泣かずに済んだのだ。

 

もちろん、また月曜日には泣くかもしれないし、それは仕方ない事だと思う。

でも、もうずっと長い事毎日泣いてきた(医者に感情失禁というのだと教わった)僕が、大きな不安も感じるときでもある、仕事へ行く時に、泣かなかったのだ。

決して泣きたい気持ちを我慢したわけではない。

いつも泣くとき、我慢という意識でのコントロールはまったく効かない。

 

金曜だったからかもしれない。満月だったからかもしれない。

反応しない練習という本のサンプルを読んだからかもしれない。

いずれにしても、自分の「妄想」と現実をわけるように心掛けたことは確かだ。

 

今日、泣かなかった、たったそれだけの事だけど、僕には本当に大きな収穫なのだ。

だから自分で自分をほめてあげたい。よく泣かなかったね。

 

泣かないでいられた感覚をおぼえておきたい。決してまだまだ完全じゃないけど、

不安や恐怖が湧き上がるのを小さくする、ふせぐ、なくす、そのための

何かヒントになるような気がして。

 

来週はまた嫌な仕事だと聞かされたのだけど、その不安とどう向き合っていけるだろう。でも今週は長かった。疲れた。そんな中でとにかく今日は本当によく頑張れた。

暗闇の中で一歩、踏み出せたかな。