6月5日金曜日、終了。とても疲れたけれど、
ひとつ自分で自分を褒めてやりたいことがあった。
出勤時に、泣かなかったのだ。
朝起床する時はまだ不安にさいなまれていて、泣いて起きたけど、
いつも出勤する際号泣してしまうのに、泣かずに済んだのだ。
もちろん、また月曜日には泣くかもしれないし、それは仕方ない事だと思う。
でも、もうずっと長い事毎日泣いてきた(医者に感情失禁というのだと教わった)僕が、大きな不安も感じるときでもある、仕事へ行く時に、泣かなかったのだ。
決して泣きたい気持ちを我慢したわけではない。
いつも泣くとき、我慢という意識でのコントロールはまったく効かない。
金曜だったからかもしれない。満月だったからかもしれない。
反応しない練習という本のサンプルを読んだからかもしれない。
いずれにしても、自分の「妄想」と現実をわけるように心掛けたことは確かだ。
今日、泣かなかった、たったそれだけの事だけど、僕には本当に大きな収穫なのだ。
だから自分で自分をほめてあげたい。よく泣かなかったね。
泣かないでいられた感覚をおぼえておきたい。決してまだまだ完全じゃないけど、
不安や恐怖が湧き上がるのを小さくする、ふせぐ、なくす、そのための
何かヒントになるような気がして。
来週はまた嫌な仕事だと聞かされたのだけど、その不安とどう向き合っていけるだろう。でも今週は長かった。疲れた。そんな中でとにかく今日は本当によく頑張れた。
暗闇の中で一歩、踏み出せたかな。