愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

眠っているときも、起きているときも。

12月22日火曜日が終わろうとしている。

今日は健康診断受診のために有給休暇を取っていたから、

仕事へは行っていない日だった。だからというのもあるけど、

仕事に関するイライラとか、焦燥感とか、不安感とか恐怖感は、

いつもよりは少なかった。

 

ただ、健康診断が午後の予約なので朝食・昼食は取れず、

飲み物も、お湯くらいしか飲むことが出来なかったので、ちょっとストレスだった。

 

健康診断などの時、かならず問診があり、

今何かの既往症はないか、通院してる病気はあるかなどと聞かれ、

僕はこういった質問があるたび、「特になし」と答えているけれど、大ウソだ。

今週金曜に鬱と不安障害の診療に、心療内科受診が待っている。

 

でも、こういう時、馬鹿正直にうつとか不安障害とかの精神疾患で通院しているなんて

答えたら、後がめんどくさいことは想像に難くない。

 

僕は今やってる仕事の面接のときだって、病んでいることは隠している。

いまだって、本当にオープンにしているのは、このブログの中だけだ。

このブログの中だけは、僕が僕に嘘をつかないでいられる場所になっている。

 

今日は健康診断を終えてから、実家の母親の顔を見に行ってきた。

実家に滞在した時間はそれこそ20分程度。母親の顔を見て、他愛ない話をし、

母親に僕の顔を見せた。母親はこの17日で78歳になったといっていた。

 

自分が78歳まで生きるなんて思っていなかった、50代くらいで死ぬと思っていた、

母はそう言っていた。早くお父ちゃんに迎えに来てくれと言うてるけど、

お前はまだ早いとお父ちゃん言うてるみたいや、母はそう言っていた。

 

僕も今日、健康診断の診察表に自分の年齢が51歳と記載されているのをみて

愕然としたところだった。この僕が51歳だなんて、自分で信じられない。

できることなら、もう、早く逝きたい。そう思っているのは母だけじゃないな、

そう思った。

 

母親に別れを言って、実家からの帰り道、大泣きした。泣けて仕方がなかった。

親が老いている、自分も老いていく。そしていつか死ぬ。自然の摂理。

愛してやまない家族へやり残したことがあるのに、満足にできない自分への罪悪感。

 

あっという間に日が暮れて、一日が過ぎ去っていく。

仕事がない日はなぜこうも時間が飛び去って行くんだろう。

また明日から仕事へ行かなければいけない。心が真っ黒な雨雲で曇る。

 

妻から年賀状のデザインアイデアを作るようにいわれたけれど、

そんな気になれない。今週末に集中して作ることにしたい。

今日はもう薬飲んだから、何にも考えないで眠りたい。

そして少しでもマシな夢をみさせてほしい、

眠っているときも、起きているときも。