6月20日日曜日が終わった。ほんとうに、ほんとうに早い。
何か、やり遂げたということがひとつもないままに、
一日が矢のように過ぎていく。なんでだ、と心の中で叫び声をあげている。
妻のためにも家族のためにも、いや、自分のために一刻も早く金が欲しい。
時間が僕にはない。なのに何の手ごたえもないまま、時間だけが刻々と過ぎてしまう。
毎日薬を飲んで、心の安定を図っているけど、
薬よりなにより、早く金を稼がなければ、何の意味もない。
ずっとずっと不安と恐怖にさいなまれるこの状態から抜け出せない。
日曜の夜は最悪の気分だ。本当はもう、何にもしたくない。
ずっとずっと、眠っていたい。泥沼のような深い眠りに落ちて、
そのまま深淵まで落ちて眠り続けたい。
泣きそうだ。しんどい。