愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

雨が降る日は

雨が降る日は、内心ほっとしている自分がいる。

 

なんにもできないでいる自分が家の中で一人、

雨の音を聞くと、なんとなく家にいていいんだという気がするから。

 

いつも朝一番にその日の天気を確認するのは

雨が降ってくれないかと、心のどこかでそう思っているから。

 

自分を責めない練習をしている。

でも、そうはいっても晴れ渡る日には、自分ひとり、

何もできない自分が家にいるのが、とても罪深く感じている。

 

雨が降っている。

雨音をさせて雨が降っている。仕方がない、雨降りなんだから。

雷が遠くでなっている。

 

一度壊れた自分の心は、今かさぶたがはったような感じ。

ようやく少し指で触れることができるようになった傷。

 

求人広告をあさる日々。焦燥感と無価値感がぬぐえない。

自分の仕事を、メニューを選ぶみたいに決めようとしている違和感。

 

秋雨前線が、今年の夏を終わらせようとしているらしい。

しばらくは残暑の日々がつづくようだけど、

焦げるような暑さの日はそろそろ潮時らしい。

 

このまま雨降りになったらいいのに。

雨が降り続いてくれたらいいのに。