愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

生きていて良かったな、って思いたい。

僕の場合、

 

うつの時の気持ちは基本「死にたい」とか「消えたい」とか思っている。

 

 

うつになって何もできない状態の自分に、

ふがいなさや家族への罪悪感が強く湧き上がってきて、

自分を責める日々になる。

 

自分責めは、自己否定だ。

 

自分で自分を否定して、自分で自分を虐待している。

 

 

日によって、時間帯や体調によって程度の差はあれど、

自分責めからくる、無力感と無価値感で、毎日打ちひしがれているので、

 

基本「死にたい」とか「消えたい」という感覚が頭や心の中に居座り続ける。

 

希死念慮、という言葉があるけれど、

自分がうつになって、はじめてわかったのは、

 

自分の意思とは関係なく、

自殺するイメージが勝手に頭に浮かんでしまうんだということ。

 

それなりの現実感を伴うイメージが頭に浮かぶから、

うつがひどいとき、これは本当に怖かったし、きつかった。

 

かといって、毎日毎回せっぱつまって本気で死にたいと願っているかというと、

人によって、その症状によって違うと思うけど、

 

あくまでも僕の場合、本当に死にたいわけじゃない。

打ちひしがれて、ほんとうに沈んでしまうときもあるけれど、

 

生きたいんだよ、

 

心から笑いたいんだよ。

 

ああ楽しいな、うれしいな、って思いたい。

 

生きていて良かったな、って思いたい。

 

もう、ほんとうに、ただそれだけ。