僕の場合、
うつの時の気持ちは基本「死にたい」とか「消えたい」とか思っている。
うつになって何もできない状態の自分に、
ふがいなさや家族への罪悪感が強く湧き上がってきて、
自分を責める日々になる。
自分責めは、自己否定だ。
自分で自分を否定して、自分で自分を虐待している。
日によって、時間帯や体調によって程度の差はあれど、
自分責めからくる、無力感と無価値感で、毎日打ちひしがれているので、
基本「死にたい」とか「消えたい」という感覚が頭や心の中に居座り続ける。
希死念慮、という言葉があるけれど、
自分がうつになって、はじめてわかったのは、
自分の意思とは関係なく、
自殺するイメージが勝手に頭に浮かんでしまうんだということ。
それなりの現実感を伴うイメージが頭に浮かぶから、
うつがひどいとき、これは本当に怖かったし、きつかった。
かといって、毎日毎回せっぱつまって本気で死にたいと願っているかというと、
人によって、その症状によって違うと思うけど、
あくまでも僕の場合、本当に死にたいわけじゃない。
打ちひしがれて、ほんとうに沈んでしまうときもあるけれど、
生きたいんだよ、
心から笑いたいんだよ。
ああ楽しいな、うれしいな、って思いたい。
生きていて良かったな、って思いたい。
もう、ほんとうに、ただそれだけ。