愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

台風は無事過ぎ去ったけれど

子供のころ、自分が住んでいる地域は不思議と台風が直撃することがなく

大きな被害を受けるということがなかった。

それはそれでとても幸運なことだと思うし、自然災害なんて無いに越したことはない。

 

不安障害になってから、夏場のゲリラ豪雨とか台風が異常に怖く感じるようになった。

 

昨年2018年には自分が住んでいる地域にも珍しく台風が直撃して、

普段感じたことがないほどの強い雨と風を目の当たりにした。

 

それまでの僕なら、状況を冷静にみるくらいの精神的余裕は持ち合わせていただろうと思うけど、今の僕にはその余裕がない。

 

強い雨や風が怖い。あの不穏な雰囲気や、大きな雨音や風の音と煽られる木々を見ていると、わけのわからない不安と恐怖で体が震えてくる。

 

僕が子供のころ、それこそ地震も台風も、今ほど大きな被害をもたらすものに

遭遇したことがなかった。

 

自分が大人になってから、地震災害や台風をはじめとする豪雨や強風の被害などの

自然災害を知ることになった。

 

それだけでも結構な不安要素なのに、平常心を保つのが難しい不安障害になったことで

台風情報や地震などの自然災害発生のニュースを見たり聞いたりするたび

文字通りおろおろしてしまうし、大の大人が恐怖で固まってしまう。

 

不安障害とうつをわずらってからは、気持ちが落ちるニュースやテレビ・情報を

意識的に見ない・聞かないようにしているんだけど、

気象情報はどうしても毎日チェックしてしまうので、

台風に関しては見ないわけにはいかないのだ。

 

今回の台風にしても被害を受けた地域はあるし、

亡くなった方やけがをした人もいるわけだから、

危険なものは危険なんだし、潜在的に不安を感じているんだ。

 

でも必要以上に怖さを感じてしまうと必要な思考とか

動きが封じられてしまうから、逆に言恐怖が増してしまうから厄介だ。

 

ともあれ今回の台風も無事に過ぎ去ってくれれば、僕としては結果オーライだし、本気でほっとしている。