愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

未来予想ができない

40代前半くらいまでは、今後の人生とかについて

ある程度の予想とか、理想、計画みたいなものも持っていたような気がするんだけど、

今は怖くて全く未来予想ができなくなった。

 

未来どころか次の日の予定すら考えることができない

 

毎朝、おびえながら一日が始まるのをやりすごし、仕事に就いていない自分を責め、一日の中で自分が出来る家事を済ませ、

 

日が暮れるのをひたすら待ち焦がれ、夜がこのまま明けなければいいのにとむなしい願いをいつも抱えながら薬を飲んで眠る日々。

 

今僕はただひたすら毎日、目の前にある「やれること」「やらなければいけいないこと」をこなすことで精いっぱいだ。

 

僕は、人生を「仕事」に依存していたんだなと、今思う。

 

今も、心の中で、仕事さえしていればすべてがうまくいくと思っているところがある。

 

昭和のころの生命保険会社のコマーシャルにあった「人生設計」みたいなものを信じ込んでしまった。

 

改めて自分の心に向かい合って、昔自分が本当にやりたいことは何だったか、今自分がやりたいことは本当は何なのか、問うている。

 

どういう自分になりたかったのだろう。どんな未来を手に入れたかったのだろう。

 

常に「今が不安」で生きてきたから、自分が本当にしたいことがわからなくなって、

20代のころにはすでに完全に自分を見失ってしまっていた。

 

今、若かったころのような夢や希望はない。

「今を生きる」、ってよく聞く。でも、どんなふうに今を生きればいいのかわからない。

 

でも、幸せな未来予想が、ほんのちょっとでも出来たらいいな、と思う。

それをつなげて生きていければいいのだから。