愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

うつと悪夢

僕のようにうつとか不安障害を抱えている人には、睡眠に難がある場合がほとんどじゃないかと思う。

 

何らかの薬を飲んで眠ったとしても、基本的に眠りは浅いし、すぐに覚醒するし、

 

うつらうつらとした眠りの中ではなんでかわからないけれど、

しょっちゅう悪夢を見る。

 

本当に怖い、恐ろしい、とても嫌な、悲しい、そんな夢をみてうなされる。

 

目を開けて、ああ夢か、とは思うけど、激しい動悸や寝汗、落ち込む気持ち、またこんな時間に目が覚めてしまったという、なんとも言えない残念な気持ちに包まれる。

 

また悪いことに、悪夢で目が覚めてしまうと、そのあと眠れないのだ。不安がぶり返している自分に、大丈夫、大丈夫と言い聞かせながら、何度も何度も寝返りを打つ。

 

お願い、このまま夜が明けないでくれ、もう少し眠らせてくれ、と祈りながら、必死になって眠ろうとする。

 

そうこうしていると、願いむなしく朝が来て、呪うような最悪な気分で布団から出なければいけなくなる。

 

僕の場合、不安からなんだとおもうけど、寝ているときの姿勢が、無意識にぎゅっと丸まって眠っている。

 

夏でも冬でも、掛けているふとんやタオルケットを抱きしめるような姿勢になっているから、たぶん、息苦しいんだと思う。

 

寝ているときの姿勢から、物理的に息苦しさが発生して、それが悪夢につながって、うなされてしまう。

 

不安→怖いから丸まって眠ろうとする→悪夢にうなされる→目が覚める

 

もう、長いこと睡眠に難があるからうすうす気が付いてきたことだけど、

悪夢は、睡眠中に外的な要因が作用して起きていることが多い。

 

だから就寝中、息苦しい姿勢にならないように。

このごろ、気がついたら出来るだけ楽な姿勢をとるようにしている。

 

でも冬場はとくに寒さも手伝って、ぎゅっと布団を抱きしめようとするから、息苦しくなって、悪夢をよく見る。

 

ただ、どんな悪夢でも、目が覚めると終わる。

今、僕の現実に起きていることがただの夢で、目が覚めたら全部、悪い夢だったらどんなに救われるだろうと思う。