愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

何とも言えず、虚しいな。

火曜日を何とか終えることが出来た。

今日も出勤時、泣かないでいられるかと思ったけど、泣いた。

不安からくる恐怖はやっぱりまだ消えてくれない。

仕事中は、妻や子供達に対する罪悪感で動悸が止まらなかった。

僕がでたらめな人生を送ってきたせいで、一番大事な家族に迷惑をかけている、

そう思うとどんどん生きているのが嫌になってきた。

 帰りの夜道、真っ赤な三日月が遠くの山際に見えた。

 

僕の人生この先明るくなることはない、その可能性の方が大きいと感じて

気持ちがふさいで鬱がひどくなってきた。

しまいには、仕事が終わる時間になって、また夜勤の交代要員がぼくのところだけ来ない。また僕だけ取り残されそうになり、パニックになりかけた。

その後しばらくしたら来たので、大急ぎで帰り支度したけれど、

取り残される事への恐怖がとてつもなく強い。

 

ネット関係の自営の仕事がダメになって以来、僕は精神的に不安定になり、心療内科を受診して、不安障害とうつだと診断された。それから薬を処方されて、それを飲んでいるけれど、治る気配はない。早く何か仕事をしないと貯えが底をついていたので、僕は薬を飲みながら30社近く面接を受けたけど、そのほとんどが落ちた。

 

年齢も年齢だから、面接通ったら何とか踏ん張ろう、そう思っていたけど、

介護の仕事と、倉庫の仕事はどうにもこうにも僕には出来なかった。

かと言って今の仕事が向いているのかというと、全くそんなことはない。

でも、続けなければいつまでたっても一歩を前に進めることが出来ない。

妻や家族への罪悪感に押しつぶされそうになっていたから、なおさらだった。

 

でも、やっぱり、罪悪感は拭い去れない。僕のせいで今の苦しい状況にしてしまった。

その思いはとても強い。自分の劣等感とこの罪悪感が僕を責め立ててくる。

とても苦しい。このごろ、また眠りがとても浅い。動悸もするようになってきた。

実家の実兄にも連絡するといって、まだしていない。というか本当はしたくもないんだけれど。面倒くさいのだ。母には会いたいけど、今の時期はコロナでとても危険だし、行かないことが、お互いの安全のためだ。

 

あと二日。なんとか踏ん張って仕事へ行くしかない。

今日も僕はよく生きたと思う。情緒が安定しないから心がぐらぐらと揺れる。

ああ心細い。何とも言えない寂しさがある。

体力も奪われる。そんな中でも仕事をやってきた。

それでいいよな、一所懸命やってるよな。がんばってるよな、僕。

もう寝よう、でも起きたらまた仕事か。何とも言えず、虚しいな。