今日も泣いた。この一年で10年分くらいの涙を流したと思う。
子供のころから泣き虫だったけど、その子供のころと同じくらい泣いている。
まさか自分が人生も後半になって、これほど泣くようになるなんて
想像もしていなかった。
鏡に映る自分の顔を見ると、この一年で10年分くらい老けた。
当然だ、ふさいでしまう気持ちとずっと続く不安感のなかで、
家族に見られないように毎日泣いて過ごしてきたのだから。
もう少しだ、もう少ししたら一歩踏み出すことができる。
必ずこのトンネルを抜け出すことができる。
もがいて、泣いて、苦しんで過ごしたこの一年、
自分でもよく耐えて、頑張ったと思う。
うつと不安障害のなかで、薬を飲みながら
まだつらい時期に仕事をしなければ、という一心で
求人広告で見つけた会社へ面接に行き、
その面接中に号泣してしまったし、
次に行った会社では何とか面接を受かったものの、
一日目の勤務でしんどさに耐えきれず、
感情を抑えられないので、やはり号泣しながら
一日で退社せざるを得なかった。
でも、そんなになりながらも前へ、前へ進まなきゃと
必死になって頑張って、仕事をしようとしていた自分を
ほめてやりたい。
毎日死にたいと思っているその裏側では
強く「生きたい」と願っている自分がいる。
がむしゃらに生きたいと願っている自分がいる。
あれから面接を受けた会社は13社。
まだ新しい勤め先は見つけられていないし、
ずっと薬は飲んでいるし、不安で怖いけど、
もがいてあがいて、闇の中をまだ見えぬ光を探して
さまよっている。