愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

笑顔のうつ病

朝は本当に嫌いだ。

皆が出かけていき、世界から一人取り残される。

蝉の声が聞こえない、もう夏がおわる。

 

じわじわと不安と恐怖が心から沸き立つ。

根拠は全くないのに、大丈夫だ、大丈夫だと

自分に言い聞かせる。

 

涙が出てくる、嗚咽する。誰か助けて。

 

今日も朝から気分がふさぐから薬を飲んだ。

朝っぱらから一日中気分が落ち込んでいるくらいだったら

薬を飲んで、少しでも気分がマシになるほうがいい。

 

「笑顔のうつ病」っていうのがあるとネットの記事で読んだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190514-00010000-esquire-life

 

うつになった当事者からすると、例えば医者から「お加減どうですか」、とか

「調子はどうですか」とか聞かれたりしたとき。

 

つい「大丈夫です」と笑顔を作る。

 

そして意識的に、無意識的に「大丈夫を装って」、よくしゃべる。

 

ようするに「顔で笑って心で泣いている」。

 

うつ体質の人には、そういう人が多いということだろうと思う。

 

 

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仕事を探すために、毎日ネットの求人情報に目を通すから、

そのほかの関係のないどんなサイトやニュースなんかを見ていても

 

広告バナーが全部求人情報になっている。

 

少し気分を変えようと、

いつも読んでいる人のブログを見ても、求人広告は追ってくる。

うつに追い討ちを掛けるように求人求人求人・・・

ネットをみている限り、求人広告が目に入る。

 

職探しはそれ自体かなり疲れるのに、

うつと不安障害を抱えている身には、堪える。

 

せめてほかのページを見ているときぐらい、

求人広告のバナー表示はやめてほしいけれど、

今のネット広告のシステム自体がそういう風に出来ているから仕方ないんだろう。

 

だから、疲れたらいったんネットを見るのをやめるしかない。

そしてしばらくしたらまた、ネットの求人広告の海に泳ぎだす。

それの繰り返し。

 

夕方、生きているだけで100点だと自分をねぎらう。

今日も一日、良く生きました。