愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

自分を責める事にメリットなんか何にもない

やめようと思ってますが、

僕には自分を責めるクセがまだまだあります。

ただ、「今自分責めてるな」と意識するようにしているので

今までだったら気分が大きく落ちてしまうようなときでも

自分責めをしていることに意識を向けることで、

それ以上気分の大きな落ち込みを、エスカレートさせないで済んでいます。

 

そもそも物心ついた時から物事をネガティブにとらえて、

ネガティブに考える思考回路で半世紀生きてきた人間なので、

そうやすやすと自分責めのクセは抜けてくれません。

 

 「自分責め」をなぜやるのかについて、さまざまな考察が言われていますが、そこになにかしらのメリットがあるからやってしまうのだという説があります。

 

そのメリットをざっくりいえば「自己防衛本能」によるものだと。

自分以外に誰も自分を責める人がいないのに、あらかじめ自分を自分で責めることで、

他人から「責められる・怒られる」ことから自分の心を守っている側面があるらしい。

 

自分責めは、自分を守るためというメリットを持っている・・

ある種の「自傷行為」でもあるし、自分で自分を罰することで、

今いる世界で、自分の存在をなんとか保っているのかなと思う。

 

生まれ育った家庭環境や親との関係も影響しているらしいのだけど、このごろよく言われる「自己肯定感」の低さと密接に関係があるみたい。

 

なるほど、と頭では思うけれど、でも、自分の身に起こっていること、自分が感じてきたことでいえば、

 

自分責めは「自己虐待」だし、「自分いじめ」だということ。

自分責めしないで済むのなら、しないに越したことはない。

 

なにかあると、やっぱり自分はダメだとか、自分がダメな理由をさがしてしまうクセがあるのは、もうしょうがないけど、

 

自分の本音に向き合って、自分に味方して、自分を労ってやるほうが、よっぽど心が満たされていく感じがしている。

 

そもそも自分責めはしんどいし、つらいししんどいし、悲しいばっかり、もううんざり。

 

ほぼ半世紀自分を責めて生きてきて、ほんとに思う。

 

だから僕は、自分責めするのをやめる。

自分でふさぎ込む気分をひどくしたり、不安や恐怖を増幅するのは飽き飽きだ。

 

もう、僕は自分責めをやめて、幸せになる。