愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

面接と学習性無力感

先日の面接不採用の通知を受け取ってからここ数日、次の求人に応募する気持ちの前向きさや積極性が失われてしまっている。

 

ようするに、心の中に、次の面接に応募して、またダメだったらどうしようという不安・怖さが顔を出してきて、行動ができないでいる。

 

それまでは、ダメだったら次、ダメだったら次、それこそ文字通り「ダメもと」で、

新しい履歴書を書き、求人へ応募するのをやっていたんだけど、

 

ここへきて動けなくなってしまっている自分がいる。

でも、面接の可否は100%自分でコントロールできるものではないし、

 

自分を責めないと決めたので、今までの面接について反省もしないけど、

 

何度も不採用が続くことで、無意識にネガティブな想像をして、

それがが次もまたダメだったら、という不安と怖さを大きくしてしまったと思う。

 こういうのもひとつの学習性無力感といっていいんだろうなと思う。

 

収入がなく、不安障害やうつを患っている身でもあり、寄って立つ「自信」がない状態で、立て続けに不採用が続いたら、ちょっと怖くなるのはしゃあないよ、と自分に言い聞かせる。

 

もともとそうだったのか、不安障害とうつを患ってからなのか、いまとなってはわからないけれど、

 

僕は打たれ弱く、傷つきやすく、立ち直りも早くない。

 

就職氷河期に就活をして、散々努力して、出来うる策を模索して行動して、何社も何社も応募し続け、それでもうまくいかず、心がボロボロになって引きこもってしまった人たちが大勢いて、今問題になっているという。社会の理不尽。その人たちの気持ちが、身に染みる。

 

何度も何度もうまくいかない現実を繰り返し体験すると、本当に自分はダメなんだ、と無意識に刷り込まれてしまう。

 

学習性の無力感は、繰り返し、強いストレス状態に長い期間さらされることで、

無力感・無価値感にさいなまれるようになってしまう状態だから、

 

日常の生活の中で、「自分はダメなんかじゃない」証拠の積み上げが必要になる。

本当にささやかなことでいいから、

 

 

今の自分に出来ることをする。今の出来ることをして、自分を労おう。

そしてそれを繰り返そう。

そうすることで自分にも、できることがあると再認識できる。

 

 

人間の心ってほんとうに脆いし、いちど壊れると、治るのにとても時間がかかることを、僕は身をもって感じている。

 

 

季節の変わり目、気圧の変化で調子が悪いときだって大いにあるさ。

気候だって、自分の思い通りにはならない。

 

面接の可否なんて、自分が決められることじゃない。

 

 

焦るな

焦るな

焦るな

 

自分にムチ打たないと決めたんだ。

 

刷り込まれた劣等感なんて、もういらない。

早めにどこかの道端に捨てていこう。