愛のことば

54歳、妻子と住宅ローンあり、不安障害とうつを抱える男が闘病と仕事に就くためにもがき続ける毎日をつづるブログ

帰り道の涙

今日も仕事が終わった。

 

仕事場から外へ出た帰り道、ふいに何ともいえない気持ちになって

 

涙が勝手にあふれてきた。

 

ほんの少しでも先のことを考えると不安になるし、

 

今の自分を卑下してしまいそうになる。

 

自分を責めるのはよそう。

 

 

 

今の仕事に決めてから、先だって、必死に職探しをしていたときの

 

派遣会社から頻繁に電話が掛かってくるようになった。

 

留守録にも数件、連絡を請うメッセージが入っている。

 

遅い。もう2,3日連絡を早くくれれば、

 

その仕事に応募して、今頃希望していた仕事をしていたかもしれないのに。

 

 

これからの僕のこと、家族のこと、

 

ものすごくいろいろな感情が一気に心の中からわきあがってくる。

 

僕の行く道が、間違っていなかったと、数年後の僕が

 

笑ってくれたらいいなと思う。

 

 

このままで終わりたくない、と心の中の声が聞こえる。

 

夢も希望も持てないまま、死んでるみたいに、

 

消化試合みたいな人生を生きたくない。

 

 

どうしよう。どうすればいい。

 

僕はここから、どの方向へ向かってすすんでいけばいいんだろう。

 

ここから僕は、何を道しるべにして、何を目指し生きていけばいいんだろう。

 

 

心の中で、僕のいろんな思いが渦巻いている。

 

叶うことがなかった思いが、僕に訴えてくる。

 

仕事から解放されて、家までの帰り道、こみ上げてくる思いに

また泣いてしまう。

 

仕事に就いたら、泣かなくなると思ってたけれど、

そうじゃなかった。

だって、今朝も起きるとき、あまりの不安と恐怖で声を押し殺して泣いた。

 

まだ僕は、ずっと泣きながら生きていくんだろうな。

 

 

涙をぬぐいながら、自分をねぎらう。

 

今日も疲れたな、お疲れ様、自分。